留学中に元小学校教師が起業した話

日本で小学校の教師をしていました。日本教育の闇に気づき、今は退職して、オーストラリアで会社を立ち上げました。教員を育てたり、子どもたちに多様な価値観の教育をしています。海外に出て感じた、日本教育の矛盾点。現場で感じてきた違和感。そして体罰などで明るみになってきた教育現場の閉鎖感。全ての真実を公開していきます。僕たちはあくまでも、個性や創造性を潰されている子どもたちを救いたい。激務で多忙な生活を送って頑張っている先生たちを救いたい。子どものことを第一に考え、負担なく安心して仕事に行ける保護者を助けたい。そん

日本の教育が生んだ社会問題。社会問題を解決するには教育を変えていかなくてはいけない!

日本が抱える社会問題は,日本のおかしな教育が生んでいる!!!

日本が抱える社会問題

少子高齢化」「経済格差」「自殺」などなど。


「子ども」

不登校,イジメ,学力低下

「学生」

自己肯定感の喪失,集団的帰属欲求,自己実現力の低下

「社会人」

問題解決能力の低下,社会人基礎力の低下,組織内でのコミュニケーション能力の低下,

「高齢者」

定年後の生活の仕方,生きがい・居場所がない


 今回は高齢者の問題について取り上げていく。どのような背景が原因で今の問題が起こっているのか持論を述べていく。

 

 資本主義が生み出した終身雇用制度が,高齢者の居場所を奪っている。

40年間以上も同じ職場で同じ仕事を行なってきた高齢者は,退職後に居場所がなくなる。今までは職場の人たちとの付き合いで娯楽や趣味の話,飲み会などの居場所があったが,退職をすると全て環境がリセットされる。会社の後輩,同僚もいなくなり老後の過ごし方がわからない人が多数いる。会社は従業員を会社に依存をさせて,他のコミュニティなどを形成する余裕を与えない。いつでもどこでも会社のことを考えさせて奴隷化させるのだ。この会社をクビになったら次に行くところがない。終身雇用という名の奴隷制度である。戦後では経済も不安定の中,終身雇用という制度が働く人にとってはありがたかった。一度入社してしまえば60歳まで働ける。食いっぱぐれることはないのだから皆喜んだ。ただこれは先ほども述べた通り奴隷制の始まりである。終身雇用という首輪を付けて,他の生き方の選択肢を与えない凄まじく怖い制度だ。会社に依存した社員は,その会社のことは熟知していても一歩外の社会では役に立たない。クビになったら生きていけない。そう思わせるのが狙いである。仕事で無理難題を押し付けても断ることはできない。他に行くところがないのだから。

40年という年月をかけて完全に奴隷化した社員を65歳で退職させる。40数年間そこでしか生きてこなかった者にしたらこの先何をしたら良いかも分からない。日本の企業は副業が禁止されている。他の会社に逃さないためで自分の会社に依存させるためである。現代は終身雇用を続けられる自信が無い会社が,副業を認め出している。自分で面倒を見られなくなったからといってすぐに突き放すのである。この10年で終身雇用という奴隷制が一気になくなるであろう。

なぜ終身雇用制度を当たり前のように感じるのか。僕自身終身雇用という言葉自体を信じていない。就職活動中ほとんどの人が大手企業や古株の企業を就職先として選ぶ。その理由は「安定しているから」「給料が良いから」など将来なにも約束もされていないことばかりだ。「もし潰れたら」「価値観が変わり必要とされなくなったら」と考えないのである。

なので僕自身は絶対に企業に勤めようとは思わなかった。安定でいうなら絶対に公務員だ。

又は自分で手に職を持ち時代に合わせて変化できる仕事を選ぶ。

学校教育で個性と創造性を潰された人たちは,起業はもろとも,副業もしようとはせず,来たるピンチになにも備えず皆と同じ行動をとる。「安定」という名の「不安定」にまっしぐらだ。時代は変わり終身雇用制度は終わる。その時にどうやって問題を解決していくか,新しいことに挑戦する勇気があるのか,道を切り開く行動力があるのか,その力は学校教育によって育まれるはずだ。

しかし残念なことに現代の学校教育ではこのような力は育まれない。僕自身が会社の経営者として学んだことは「学校教育は社会では何も役に立たない」ということだ。

お金の仕組み,経済の仕組み,会社の仕組み,そうゆうものは社会に出て独学で学んだ。壁にぶつかるたびに手当たり次第勉強をした。参考書やネット,そして経営者などの社会の先輩から学んだ。その時に思った。「なぜ学校では教えてくれなかったのだろう」このような知識があればもっと早く様々なことに挑戦できたはずなのである。

今の学校教育は奴隷を量産するためだけの機関にしか思えない。朝8時から15時まで席に座らされ,思ったことは口には言えず,周りの顔を伺いながら挙手をして意見を言う。個性を出すと叩かれるので無難な答えや意見を言う。それが正しいことだと評価させる。たまにの息抜きで体育という名の軍人教育を施される。行進,機敏な行動,集団移動など社会に出て全く役に立たないことを教え込まれる。体育なんか子どもが好きなことをずっとやらせておけばいいと思う。音楽や図工だってそうだ。楽器を弾きたければ引いていればいいし,絵を描くのが好きなら描いていれば良い。なにもみんなで同じことはする必要はないと思う。音楽,体育,図工などは選択制にして個々の能力を最大限に活かせば良い。教育とは環境と好奇心を子どもたちに与えるだけで良い。社会性を養うためには自己解決力と自己実現力,自己肯定感を育めるようにするだけで子どもはグングン成長をするのだ。


日本の抜本的な教育改革を行なっていくために同志を募っている。

今こそ立ち上がれ!今こそ真実を見定めて,行動にするときが来た!

戦え!!!教育アベンジャーズ!!!