留学中に元小学校教師が起業した話

日本で小学校の教師をしていました。日本教育の闇に気づき、今は退職して、オーストラリアで会社を立ち上げました。教員を育てたり、子どもたちに多様な価値観の教育をしています。海外に出て感じた、日本教育の矛盾点。現場で感じてきた違和感。そして体罰などで明るみになってきた教育現場の閉鎖感。全ての真実を公開していきます。僕たちはあくまでも、個性や創造性を潰されている子どもたちを救いたい。激務で多忙な生活を送って頑張っている先生たちを救いたい。子どものことを第一に考え、負担なく安心して仕事に行ける保護者を助けたい。そん

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「元教師のノンフィクション小説 『第6章 裏の世界』」

第6章「裏の世界」 ジョーカーは瞬く間に日本人の中では有名になった。最上級のネタをいつでも安く安全に仕入れてくれるからだ。お金のない人用に安く小分けにしてあげたり、車がない人には届けたり、彼は「幸せ配達人」とも呼ばれるようになった。 では一体…

「元教師のノンフィクション小説 『第5章 俺にはやっぱこれしかない』」

第5章「俺にはやっぱりこれしかない」 ホテル生活が何日か続いた頃、センセーのところに1通のメールが届く。 『3日後にブリスベンに着きます。よろしくお願いします。』 25歳、りなさんからのメールだった。 実は2ヶ月ほど前にインターンの依頼のメールをこ…

「元教師のノンフィクション小説 第4章『一発逆転』」

一歩その頃ジョーカーも同じくピンチを迎えていた。 とある日の朝早く。シェアハウスを経営していた彼の家に友達が来週引っ越してくることになったのである。今日は荷物の搬入を少しするということなので朝から友達が家に遊びにきていたのだ。 彼らの趣味は…

「元教師のノンフィクション小説 第3章『成功と裏切り』」

センセーのオーストラリア2年目生活は個人事業主として歩みだした年だ。 英語指導者資格の営業もスムーズにいき、順調にお客さんを契約に結べることができた。 その頃になると、彼の能力は最大限に発揮され、さまざまな事業を展開していった。 車関係、ファ…

「元教師のノンフィクション小説 第2章 『闇の帝王ジョーカー渡豪』」

第2章「闇の帝王 ジョーカー」 2015年「センセー」と同じ時期にオーストラリアへ入国したひとりの青年。彼にも夢があった。それは日本では到底果たせない、理解の得られない大きな夢であった。 オーストラリアで「Japaneseマフィア」を結成すること。 のちの…

海外で1人奮闘する「元教師」のノンフィクション小説 「張り巡らされた伏線、そしてラスト章の衝撃」最終章までしっかりとお読みください。

第1章「センセー!! 」 「お疲れ様です。センセー」 「センセー、 今日はお時間空いていますか」 もう呼ばれることのなかった、この呼び名。「センセー」 そう。僕はまだ先生をやれている! 2018年から遡ること3年前。俺は1人オーストラリアにいた。小学校…

教育鎖国から 日本を救え!!!

保育士や教師の不足。そして英語の教科化と求められるグローバルな人材の育成。 日本ピンチじゃないですか??? 海外に出て4年。日本人は完全に鎖国国家だったと感じました。 ・教育的鎖国(教育の根本の問題) ・思考的鎖国(自己肯定感や自己実現力の問題…